冷蔵庫の電気代を節約するためには、
以下の方法が効果的です。
・適切な温度設定
・食品の配置
・扉の開閉
・清掃
・不要なものを捨てる
これらの方法を実践することで、
冷蔵庫の電気代を節約することができます。
冷蔵庫の節電対策でよく言われる、
ドアの開け閉めや、コンセントの抜き差しについて、
どれだけ効果があるのかも、詳しくご説明していきます。
電気代が気になる人必見!冷蔵庫の電気代を節約する方法5選
冷蔵庫の電気代を節約するためには、
以下の方法を試すと効果があります。
適切な温度設定
冷蔵庫の温度を設定する際には、
できるだけ低温に設定するのではなく、
食品を十分に冷やせる最低限の
温度に設定するようにしましょう。
冷蔵室は5度以下、冷凍室は-18度以下が目安です。
食品の配置
冷蔵庫に食品を入れる際には、
風通しを良くするように配置しましょう。
冷気が循環しやすくなるため、冷却効率が向上します。
扉の開閉
冷蔵庫の扉を開ける際には、
できるだけ短時間に済ませるようにしましょう。
また、扉を開けっ放しにしないように注意しましょう。
清掃
冷蔵庫のコンデンサーや冷却ファンを定期的に掃除し、
ほこりを取り除くことで、冷却効率が向上します。
不要なものを捨てる
冷蔵庫に不要なものを詰め込まないようにしましょう。
冷蔵庫の中が詰まり過ぎると、空気が循環しなくなり、
冷却効率が低下します。
以上が、冷蔵庫の電気代を節約する方法です。
続いてよく言われる、ドアの開け閉めや、
コンセントの抜き差しについて、
詳しく説明していきます。
冷蔵庫の開け閉め回数が電気代に与える影響とは?
冷蔵庫の開け閉め回数を減らせば、
少しだけ節電できます。
仮に冷蔵庫を開けっぱなしにしたとしましょう。
冷やすのに欠かせないコンプレッサーが停止するので、
電気代はほとんど上がりません。
コンプレッサーが止まらず、冷やし続けるタイプのものでは、
平均的な冷蔵庫サイズで、1日中開けっぱなしだと、
190円くらい余計にかかります。
最近電気代が高くなっていますから、
その分を見積もっても250円でしょうか。
想像していた額と比べてどうでしょうか。
私は大したことないんだなと思いましたよ!
確かに毎日一日中開けっぱなしにしていたら、
大きな額になってきますが、
そ
んな事をしたら冷蔵庫の意味がなくなってしまいます。
飲み物や、食べ物を取るために開ける時間でくらいでは、
本当にわずかの違いしかありません。
ただ、夏場暑い時に冷蔵庫を開けておくと、
中にある食材が腐りやすくなります。
一回ではさほどではないとしても、
繰り返されると食材によっては
ダメージが大きくなるものが出てきます。
他にも開けっ放しの時間が増えると、
冷蔵庫の中で水滴ができやすくなります。
水滴はカビや細菌の温床になりますので、
衛生的ではありません。
水滴が霜になると冷却機能の低下につながったり、
最悪、故障の原因になる事もあります。
夏場に冷蔵庫が壊れたら一大事です。
私としては、エアコンの次に
夏場には絶対に壊れてほしくない家電になります。
電気代もそうですが、全ての面での節約を考えると、
冷蔵庫の開け閉めは極力減らしたほうが良いですね。
節電につながる?冷蔵庫のコンセント抜き差しの効果とは
冷蔵庫は使わなくても
コンセントを入れっぱなしにすれば、
待機電力がかかります。
数ヵ月から半年くらいの長期旅行などで、
家を空ける場合は効果があります。
その場合は中身をなくし、コンセントを抜いて
水滴をきれいに拭き取ってから、家を空けてください。
少し手間がかかりますが、長い目で見て
冷蔵庫の故障や劣化を防いでくれます。
そして自宅に帰ってきたらコンセントを入れてください。
でも、そこまで家を空けることはあまりないですよね。
なので、普段から行える節電方法では無いですね。
冷蔵庫は温度を保つために24時間稼働しています。
コンセントを抜くことによって、
電源を完全に切ることができます。
このため、消費電力は完全にゼロになります。
しかし、注意点があります。
長期間コンセントを抜いておくことは、
冷蔵庫の劣化や故障の原因になることもあります。
冷蔵庫の開け閉めよりも効果的!電気代を大幅に節約する方法とは?
冷蔵庫のドアの開け閉めだけでは、
思うように電気代の節約になりません。
でも、一つ一つの方法は少しでも、
色々な方法を合わせて行ってみるとどうでしょうか。
では、その方法を見ていきましょう。
冷蔵庫の設置場所
まずは設置場所です。
家で冷蔵庫を一回置くと
あまり場所は変えませんよね。
掃除の時に動かしても、元の位置に戻します。
今の設置場所は冷蔵庫の節電に良い場所ですか?
「節電に良い場所?」
このように思われたかもしれませんが、
冷蔵庫は熱を放熱しています。
放熱がうまくいかないと無駄な電力を使い
一生懸命放熱しようとします。
なので、周りの壁から離しましょう。
そして、放熱している部分にホコリなどが
溜まらないように、掃除をしてください。
クーラーのフィルター掃除と一緒で、
定期的にすればそんなに大変ではありません。
コンロの側や電子レンジの隣など、
熱が上がる場所の近くも避けてください。
冷蔵庫の設定温度
次に、設定温度にも気をつけましょう。
冷蔵庫の設定温度はどうなっているか、
確認したことはありますか?
無駄に強く、し続けてはいませんか?
中程度、もしくはエコモードなどに
設定を見直してみてください。
冷蔵庫の中身の量
他にも、冷蔵庫の中身の量に気をつけてください。
冷蔵室と野菜室は、
ものを詰め込み過ぎないように注意してください。
買い物から帰ってくると、
満杯なんて方もいると思います。
適度な空間を開けて入っている方が、
食品も冷えて節電になります。
買い物に出かける前に、
整理してから出かけると良いですね。
逆に冷凍室は一杯の方が節電につながります。
ものが冷凍してくっついている方が、
開け閉めをした際に温度が上がりにくく、
冷凍状態の中身も溶けません。
冷凍保存ができる食品はたくさんあります。
ぜひ冷凍保存をうまく使い、中身の量に気をつけましょう。
余熱をしっかりとる
後は冷蔵庫に作った料理を入れる際に、
粗熱をしっかりとってから入れましょう。
熱いものを入れれば、
冷蔵庫内の温度を下げるために電力を使います。
便利グッズとしては、冷蔵庫の冷気を逃さない
透明なカーテンがあります。
ドアポケットが冷えずに、紙パックなどの飲み物が
腐りやすくなるなどのデメリットもあります。
麦茶ボトルや、お水など
1日を通してよく飲むものだけを置いておく、
あまり冷やさなくても問題ないものを
ドアポケットに置くなど、
置く場所を工夫すればドアの開け閉め時の
電気代の節約につながります。
一つ一つの節約方法だと
少しずつの節電効果になりますが、
放熱部分に隙間を作り、埃を溜めない事。
温度設定は、中程度にして、
隙間に気をつけて保存する事。
便利グッズの利用も考えるなど、
色々な方法を組み合わせて、
常に少し気をつけているだけで、
年間で考えると、かなり冷蔵庫の電気代の節約になります。
今日からできることから少しずつ始めてみてください。
まとめ
冷蔵庫の電気代を節約する方法は、
・温度設定や食品の配置
・扉の開閉時間の管理
・定期的な清掃
・不要なものの捨て方
冷蔵庫の開け閉め回数を減らすことで、
少しだけ節電ができますが、
毎日一日中開けっぱなしにすると、
190円程度余計にかかることがあるため注意が必要です。
ただし、飲み物や食べ物を取るために
開ける時間では本当にわずかな違いしかありません。
また、冷蔵庫を開けっ放しにしていると
食材が腐りやすくなるため、開け閉め管理も大切です。
冷蔵庫を長期間使用しない場合は、
コンセントを抜くことが有効ですが、
その前に中身を取り出してから
コンセントを抜く必要があります。
また、コンセントを抜くと
完全に電力を切断できるため、
消費電力は完全にゼロになりますが、
長期間コンセントを抜いておくと
冷蔵庫の劣化や故障の原因になることがあります。
冷蔵庫の設置場所、設定温度、
中身の量にも注意が必要です。
周りの壁から適度な距離を取り、
放熱部分にホコリが溜まらないように
定期的に掃除することが大切です。
設定温度はエコモードに設定し、
冷蔵庫の中身の量は適度に詰めて使用するようにしましょう。
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