カビキラーの効果を最大限に引き出すためには、
目的の箇所にカビキラーを直接噴霧してから、
5分間放置することが望ましいです。
これは、カビキラーに含まれる有効成分が、
カビや黒ずみを分解・除去するために、
必要な時間であるとされています。
5分間以上放置しても問題はありませんが、
10分以上放置すると、表面に残留する可能性があるため、
指示に従い正確な時間を守る必要があります。
また、使用前に必ずラベルや説明書をよく読み、
指示に従うことをお勧めします。
カビキラーには、目的別に色々な種類があります。
今回は、カビキラーを上手に効かすコツについて、
詳しくご紹介していきます。
カビキラーは何分置く?効果的な放置時間は?
お風呂のカビといったら、カビキラー!
知らない人はいないと言うくらい、
誰もが知る有名な商品ですよね。
カビキラーと言っても、実はいくつか種類があります。
カビキラーの種類
一番代表的なカビを落とす
「カビキラー」
カビの発生を防ぐ
「防ぐカビキラー」
電動タイプの
「カビキラー電動スプレー」
ジェル状の液ダレを防ぐ
「ゴムパッキン用 カビキラー」
キッチン用の
「カビキラー除菌@キッチン漂白・ヌメリとり」
洗濯機用の
「洗たく槽カビキラー」
悲塩素系の
「アクティブ酸素で落とす洗たく槽カビキラー」
食卓の菌に効く
「カビキラー アルコール除菌食卓用」
100%食品と食品添加物が原料の
「カビキラー アルコール除菌キッチン用」
かなりの種類があり、
いろいろな用途に対応したものが開発されています。
カビキラーの効果的な使い方と注意点
今回詳しくご紹介するのは、
一番代表的なカビを落とす「カビキラー」についてです。
カビキラーは塩素系漂白剤で、物を白くする働きがあります。
その中の次亜塩素酸が、特に黒カビを除去する効果があります。
なので、カビキラーは特に黒カビによく効くアイテムなんです。
「混ぜるな危険」とありますが、
酸性の洗剤や製品と同時に使わなければ危険はありません。
クエン酸など名前に酸がついていればいいのですが、
わかりにくいものもあります。
必ず商品のラベルなどを確認しましょう。
使用方法としては、まずは使いたい場所を軽く洗っておきましょう。
浸透が良くなりカビキラーの効力が十分に発揮されます。
そして、軽く洗った後は、乾かすのがコツです。
乾いたら、カビキラーをスプレーします。
その際十分に換気されているか確認しましょう。
直接肌に触れないようにゴム手袋をして使用します。
ゴーグルやバススリッパがあるとより安心です。
一般的な汚れにはスプレーしたら、
5分〜10分位の放置時間がベストです。
汚れの強弱で調整しましょう。
時間をおいたら、水でよく洗い流します。
寒い時期だとお湯を使いたくなりますが、
意外にも、お湯の方が塩素臭を感じます。
気分が悪くなる場合も有りますので必ず水で流してください。
カビキラーは黒カビを始め赤カビにも効きますが、
お風呂の水垢汚れには効果はありません。
もしお風呂場に白っぽい汚れが残っている場合は、
水垢汚れの場合が多いので、
通常の浴室洗剤で落とせば綺麗になります。
カビキラーを使う点で忘れがちな注意点がもう一つあります。
それは、金属に使用しないということです。
カビキラーは金属に触れると、サビや色落ちの原因になります。
鏡の淵など思わぬところに使用している場合もあるので、
使用する前に一応確認しておいた方がいいですね。
一通りの使い方がわかったところで、
次からはより効果的な使い方を見ていきましょう。
カビキラーの使い方!濡らすのはNGの理由とは?
カビキラーは濡れたところに使っても
効果が無いわけではありません。
でも濡れた場所に使うと
カビキラーの成分が水で薄まってしまいます。
ですので、乾いていた方がより効果的だと言えます。
ただカビキラーの成分にも
水が入っているので危険などはありません。
汚れの程度によって判断しましょう。
ゴムパッキンなどはスプレーをしても、
成分が流れやすいので水分を拭き取って使用しましょう。
もっとカビを落としたいと思う人には、
より効果的に使う方法として
ラップでパックする方法もあります。
カビキラーが乾くのを防ぎ、浸透しやすくなります。
ラップが貼りにくい場所でしたら
キッチンペーパーやティッシュペーパーも代用できます。
一度試してみて下さい!
「カビキラー」で一発撃退!放置しすぎにご用心
カビキラーは、長く放置するほど
効きそうだと思ってしまいます。
カビキラーをスプレーすると
それと同時に強い塩素臭を発生させます。
長時間放置すると、その時間ずっと
塩素臭を発生させることになります。
頭痛や気持ち悪さなど具合が悪くなる場合もあります。
呼吸器疾患などの持病をお持ちの方や、
お年寄りや小さいお子様のいるご家庭では
特に注意が必要です。
もしひどい汚れでどうしても落ちないという場合は、
日を変えて行う事をオススメします。
この一般的なカビキラーには、防カビ効果はありません。
カビキラーで掃除しても、
残念ながらカビはまた発生してしまいます。
ですので、カビを発生させないことも大切になります。
具体的には換気をし、こまめに水滴を拭き取ります。
普段から浴室内をカビの発生しにくい環境にしていきましょう。
次に、使用後にお湯のシャワーでよく汚れを落としましょう。
こまめに浴室用洗剤で、掃除をすることも大切です。
これらをすることで、使用時の汚れなどの
カビの栄養源が取り除けます。
仕上げに防かび剤を使い
隅々までカビが生えにくい環境を作ります。
スプレータイプや、煙を発生させるタイプなどがあります。
この様なことを浴室を使った後に心掛ければ、
カビの発生を防ぐことができる様になります。
まとめ
「カビキラー」は、用途に合わせて
様々な種類が豊富にあります。
代表的なカビを落とす「カビキラー」は、
黒カビを特に効果的に除去することができます。
使用方法としては、事前に洗浄をし、
カビキラーをスプレーし、
5分〜10分置いてから水で洗い流します。
また、金属に使用しないことに注意が必要です。
カビキラーはお風呂の黒カビを落とすことができますが、
お風呂の水垢汚れには効果がありません。
濡れた場所にカビキラーを使用しても効果はあるが、
成分が薄まるため乾いた場所での使用がより効果的。
ゴムパッキンなどはスプレー後に水分を拭き取る。
効果を上げるにはラップでパックする方法がある。
カビキラーは長時間放置すると塩素臭を発生させ、
健康に害を及ぼすこともあるため注意が必要。
カビキラーで掃除しても防カビ効果はなく、
換気や水滴の拭き取り、洗剤や防カビ剤の使用が重要。
これらを心がけることでカビの栄養源を取り除き、
カビ発生を防ぎ、健康的な浴室環境を維持することができる。
コメント