ケーキなどのお菓子作りには必需品の無塩バターですが、
分量を正確に測って使うので、
使いきれずに余らせてしまいがちです。
かくゆう我が家も以前までは、
娘とお菓子作りをした時に、
毎回無塩バターを購入しては、少しだけ余らせてしまい
冷蔵庫の端っこにそのままということがありました。
でも実は、無塩バターはお菓子作りだけでなく、
幅広く使うことができる万能なバターなんですよ。
例えば、無塩バターはそのままお料理に活用できます。
また、無塩バターは有塩のバターに変えて、
お料理に使うこともできます。
このように、無塩バターは幅広く活用できるので、
余らせずに使うことができるんです。
それでは、その方法について詳しく見ていきましょう。
余った食塩不使用バターの使い道は?
ケーキなどのお菓子作りには欠かせない
食塩不使用の無塩バターですが、
分量通りに作るお菓子作りでは、
無塩バターは中途半端に余ってしまいがちですね。
そんな時に1番初めに思いつくのは、
もう一度お菓子を作るということです。
お菓子作りが好きな方で、
レシピが豊富ならそれでも良いですが、
滅多に作らない方の場合、
余った分量のバターを使うレシピを探すのも一苦労です。
そこで次に考えるのが、お料理に使うということ。
ですが、無塩バターだと使い道に迷うこともあるかも知れません。
でも安心して下さい。
無塩バターを有塩にする方法があるので、
幅広くお料理に使うことができるんです。
では次に、無塩バターを有塩バターに変える方法をご紹介していきます。
無塩バターを有塩バターにする方法!
市販されている有塩バターには、
メーカーによって多少の違いがあるものの、
平均してバタ−100gに対し
1.5gの食塩が含まれています。
なので、無塩バター100gに対して
1.5gの塩を入れれば、有塩バターになるという訳です。
とても簡単ですよね!
秤で測るのが難しい場合は、
小さじでも食塩の量を量ることが出来ます。
お塩の種類によって多少変わりますが、
基本的には、小さじ1杯に5〜6gになり、
サラッとしているお塩の場合6g、
しっとりしているお塩の場合が5gになります。
なので、無縁バタ−100gの場合、
小さじに1/4程度入れれば、
市販の有塩バターと同じ塩加減になります。
入れる塩の量が分かれば、作り方は簡単です。
少し溶かして柔らかくなったバターに計った塩を加え、
塩分が偏らないように混ぜるだけになります。
無塩バターは料理に使える!
先ほどは無塩バターを、有塩にして使う方法をお伝えしましたが、
無塩バターはそのままでも様々なお料理に使えます。
バターをよく使うヨーロッパでは、
有塩バターより無塩バターが主流です。
バターを使うことでコクやまろやかさが加わり、
香りも良くなります。
バターに塩が入っていない分は、
お料理の過程で多めに加えれば良いというわけです。
例えばタンパクな味の白身魚を使ったムニエルの場合は、
バターを使うことで香りとコクが出て、
あまりお魚が好きではない方や、
小さな子供でも食べやすくなります。
好みの塩加減にすることで、素材の味を生かし、
バターの風味をより感じることが出来ますね。
他にもベシャメルソースを作るときは、
無塩バターを使用することで、
子供と大人で少し味付けを変えることなども簡単になります。
最初ベシャメルソースを作る時には無塩バターを使い、
クリームシチューやグラタンなど最後の段階で
それぞれにあった塩加減にします。
グラタンのようにチーズを使う場合は、
チーズの塩分もあるので子供達には塩を少なめに、
大人には適量というふうに使い分けることも出来ます。
1番おすすめの無塩バターの食べ方は、
シンプルにパンに付けて食べることです。
パンは有塩バターやマーガリン、
オリーブオイルに少し塩を加えたものなど、
色々な食べ方ができますね。
パンを少し温めてからバターをのせれば、
バターのコクと風味がパンに広がり、美味しい香りも楽しめます。
物足りなさを感じるのであれば、
お好みの塩を加えてみるのも良いですね。
その時に普通の塩ではなく、ハーブやトリュフが入った塩を使うと、
より香りでも楽しむことが出来ます。
作り方は先ほどの無塩バターを
有塩バターにする方法と同じになります。
色々な塩で楽しみたいのであれば、
少しずつ付けながら食べても楽しいですね。
まとめ
お菓子作りに使用する無塩バターは、
余らせると使い方が分からず、
そのままという方も多いと思いますが、
実は非常に使い勝手の良いものになります。
100gあたり1.5gのお塩を入れれば、
市販されている有塩バターと同じになるので、
使い慣れている有塩バターにすることも簡単です。
それ以外にも、無塩バターであれば、
好みの塩加減が可能になります。
バターの風味とコクは欲しいけど、
塩分は控えたいという時には非常に良いですね。
タンパクな味わいの魚のムニエルには、
バターをたっぷり使ってもしょっぱくなり過ぎず、
バターの香りが広がるムニエルを味わうことが出来ます。
それ以外には、ベシャメルソースを作る時に使えば、
小さい子供には、塩分控えめのソースを使って、
グラタンやシチューを作り、
大人には味付けの段階で適量の塩を加えることで、
家族みんなで美味しく食べることが出来ます。
ハーブやトリュフの入っている美味しい塩を使って、
普段とは一味違うパンの食べ方をするのも楽しいですね。
お気に入りの食べ方を見つけて、
無塩バターを美味しく食べたいですね。
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