子供の成長過程の中で、
一つの試練でもあるトイレトレーニング。
昼間上手にできるようになっても、
夜にはおねショをしてしまうお子さんも多いと思います。
子供は寝相が悪く、寝ている間動き回るので、
対策をしていても予想外の場所に
おねショをしてしまったなんてこともありますね。
朝のバタバタで時間が取れなかったり、
少量で気がつくのが遅くなってしまったお布団や、
なかなか自宅で洗うのが難しい敷布団の場合、
どのように対処すれば良いのでしょうか?
結論としては、
1.タオルなどで吸い取る。オムツがあればかなり楽。
2.天日干しで乾かす。ごく小さい部分だったらドライアーを使う。
3.アンモニアが発生しないように、クエン酸をスプレーする。
4.布団を洗う場合は、40度くらいのぬるま湯で洗う。
おねショで濡れた布団をそのままにしておくと、
シミや臭いの原因になります。
それでも放置したままにしておくと
カビや細菌が増えてしまい、とても不衛生です。
まずは、しっかりと水分を吸収してからクエン酸で除菌し、
よく乾かすことが重要になります。
丸洗いする場合は、浴槽にぬるま湯をはって洗うと
とても洗いやすくなります。
それでは、おねショで汚れた布団を
できる限りきれいに保つ方法を詳しくご紹介していきます。
おねショ布団時間がたった場合はどうする?
おねショをしてしまった布団を、そのまま放置すると、
その布団はどうなってしまうのか?
おねショをしたまま放置すると
シーツや布団にシミができてしまいます。
そして尿の中に含まれているアンモニアの成分は、
時間が経ってからの方が
どんどん臭いがキツくなってしまうので、
布団だけではなく、部屋全体が
アンモニアの嫌な臭いが充満してしまいます。
さらに敷布団やその下の絨毯や畳、
ベッドの中のマットレスまで染み込んでしまうと、
カビや雑菌が増殖することになってしまいます。
毎日使う寝具なので快適に使いたいところですが、
これではとても不衛生で、快適とは言えないですね。
おねショ布団、放置するとどうなる?
おねショをして布団についた時の
対処方法について詳しくみていきましょう。
まずはなるべく早く、おねショが布団の中に染み込まないように、
タオルなどで吸い取ることです。
タオルやティッシュでも、もちろんいいのですが、
オムツですがあれば、かなり役に立ちます。
オムツはメーカーによって多少吸収量が違うものの、
かなりの量のおしっこを吸収できるようになっています。
おねショをしてしまった布団から、なるべく早く拭き取るには、
オムツはとても使えるアイテムになりますね。
濡れた布団の水分をなるべく拭き取ったら、
次はおしっこを雑菌が分解する際に発生する、
アンモニアが発生しないように、クエン酸を使います。
水200mlに対して、小さじ1杯入れてクエン酸水を作ったら、
スプレーボトルに入れます。
そのクエン酸水を、おねショがついた部分に
スプレーしていくだけなので、とても簡単ですね。
クエン酸自体もドラッグストアやスーパーで簡単に手に入り、
掃除だけでなく、料理の下ごしらえにも使えて広い用途があるので、
常備しておくととても便利になります。
クエン酸水が表面だけではなく、
中に入り込んだおねショにも行き渡るように、
たっぷりとスプレーするようにします。
その後は、しっかりと乾かすことが大切です。
余分な水分をタオルやおむつで、しっかりと吸収しましょう。
できるのであれば天日干しや、ごく小さい部分だったら
ドライアーなどを使い、中までしっかりと乾かすことが大事になります。
ここまで一般的なおねショをしてしまったお布団を
どのように綺麗にしたらいいのかみてきましたが、
長時間放置した布団も基本的には同じ対応になります。
ただ時間がたった場合は、
奥まで染み込んでしまっている可能性もあるので、
丸ごと洗ってしまいたいと考える方もいますね。
コインランドリーやクリーニング店の、
お布団丸洗いコースもありますが、
手軽にできる自宅で洗う時のコツを見ていきましょう。
1番気をつけたいのが、
おねショの布団を洗う時の温度になりますが、
40度くらいのぬるま湯で洗うようにしましょう。
高温の方が殺菌できそうなイメージを
持たれる方も多いと思いますが、
おねショの汚れをとる場合、70度以上の高温のお湯だと
おしっこに含まれているタンパク質が布団から洗い流される前に、
布団の内部で固ってしまい流れにくくなってしまうのです。
なので、時間がたった場合の布団の対処法は、
40度くらいのぬるま湯で洗ってあげ、
その後は基本的なおねショの対処方法と同じように
しっかりとクエン酸をかけて、乾かしてあげましょう。
比較的薄いものや、小さいベビー布団なら
洗濯機でも洗うことができますが、
全体を洗いたい場合は、湯船にぬるま湯をはり、
そこに汚れた布団を入れて洗う方法が簡単ですよ。
おねショが敷き布団に!洗えない場合の対処法
敷布団におねショが染み込んだ場合の対処方法も
先ほどご紹介した方法と同じになります。
ですが、子供用の敷布団ならいいのですが、
家族みんなで使っているファミリー敷布団やマットレスだと、
染み込んでしまっても簡単には洗うことはできませんね。
そんな時のために、予防策として、
おねショが敷布団に染み込まないようにしておくのもいいですね。
例えば、防水シーツは大きなサイズでも
比較的手頃なお値段で手に入り、
シーツと敷布団やマットレスの間に敷くことで、
おねショが染み込むのを防ぐことができます。
手頃な値段で乾きやすいので、
おねショだけでなく嘔吐など、
子供がいると頻繁に汚れやすい、
布団類を洗濯するのが手軽になりますよ。
まとめ
おねショをした布団をそのままにしておくと
アンモニアの臭いがキツくなり、
雑菌やカビが発生するなど衛生的にも良くありません。
できる限り早めにおねショの水分を吸収し、
クエン酸水をかけてしっかりとアンモニア対策をします。
それからよく乾かしましょう。
全体を洗いたい場合は洗濯機ではなく、
浴槽にお湯をはって洗うと洗いやすいですね。
その場合の注意点としては、
おしっこの中に含まれているタンパク質が固まらないように、
熱いお湯ではなく、40度くらいの
ぬるま湯にすることがポイントになります。
今回紹介した方法が、あなたの助けになれば幸いです。
コメント