あなたは、
「痛いの痛いの飛んでけ!」
この言葉を知っていますか?
「痛いの痛いの飛んでけ」とは、子供が転んだ時や、
ぶつけた時に言うおまじないのような言葉です。
この言葉を言いいながら痛い所をさすると、
子供は痛みが消えたかのように感じます。
不思議ですよね。
私も子供の頃、転んだりぶつけたときに親によく
「痛いの痛いの飛んでけ!」
と、おまじないをしてもらっていました。
そうすると、まるで痛みが消えたかのような
不思議な感覚になったのを今でも覚えています。
この「痛いの痛いの飛んでけ」という言葉ですが、
そもそも発祥はどこからでしょうか?
どのようにしてこの言葉が生まれたのでしょうか?
この言葉について様々な疑問があります。
そこで「痛いの痛いの飛んでけ」という言葉にについて、
発祥はどこなのか、効果はどれほどあるのかを紹介します。
また、英語でもこのようなおなじないはあるのかなど、
疑問に思うことについて色々とご紹介していきます。
痛いの痛いの飛んでけ!その発祥は?
子供が転んだり、ぶつけた時に使う、
「痛いの痛いの飛んでけ」
というおなじないの言葉、
これは、いつからある言葉なのでしょうか?
もし古くからあるとしたら、
いつ頃から使われ始めたのでしょうか?
実は、古くからある言葉ではないんですよ!
この言葉の発祥は「8時だョ!全員集合」という番組で、
ザ・ドリフターズの加藤茶さんが持ちネタ、
ギャクのひとつとして、
「痛いの痛いの飛んでけ!」
という言葉を使用したのがきっかけだったようです。
だすが、加藤茶さんの完全オリジナルなのかというと、
そうではないようです。
何かの民間伝承を元にしたものなのか、
詳しい詳細は不明のようです。
このことから、この言葉が使われるようになったのは
ここ数十年のようです。
今まで古くから使われている言葉だと思っていました。
ここ数十年というのには驚きですね。
痛いの痛いの飛んでけの効果に迫る!「痛みよ、さようなら! 」
さてこの「痛いの痛いの飛んでけ」という言葉ですが、
「本当に効果があるの?」
とほとんどの人が疑問に思っているのではないでしょうか。
人によっては.痛みが消えたように
不思議に感じる人もいるようです。
私もそのうちの1人です。
そこで、本当に効果があるのか調べてみたら、
凄いことが分かったんです!
それは、痛いところをさすりながら、
「痛いの痛いの飛んでけ!」
というおまじないは、実は理にかなっているそうです。
この結果に驚きです。
このようなおまじないは、
脳に痛みの情報を伝えるのを抑えるのだそうです。
痛いところをなでることによって、
痛みを抑える神経の働きが活発になります。
そもそも痛みを感じるのは、痛みを受けたところから、
痛みを伝える神経が「痛い」と脳に伝えるからです。
なでることによって、痛みを伝える神経の働きを
抑える神経が刺激されて痛みが抑えられます。
なので、なでると効果があると医学的に証明されています。
ですので、
「痛いの痛いの飛んでけ」
と言いながら痛い所をなでるおまじないは、
効果があるということになります。
痛みを一瞬で鎮める!痛いの痛いの飛んでけの英語表現とは?
「痛いの痛いの飛んでけ」というおなじまいですが、
このおまじないは日本だけなのでしょうか?
海外にもこのようなおなじまいはあるのか、
疑問に思いますよね?
なんと、海外にもこのようなおまじないがあります!
痛みを無くしてあげたいと我が子を思う気持ちは、
世界共通ということですね!
「痛いの痛いの飛んでけ」ということばですが、
英語では、
「pain pain go away」
と表現するそうです。
「pain」は痛みを意味しており、
「go away」はあっちいけ、を意味しています。
直訳で「痛み痛みあっちいけ」となります。
さらにこのおなじないには続きがあって、
「pain pain go away ,come again another day」
でひとまとめになります。
日本語で、
「痛いの痛いの飛んでけ、違う日に戻ってこい」
といった意味になります。
元々は「Rain Rain go away」という
子供向けの曲から来ているおまじないです。
他にも、
「There ,there」
という子供にハグをしながら、
やさしく言う言葉もあります。
また、他の国にも
「痛いの痛いの飛んでけ」のおなじないを紹介すると、
【アルゼンチン(スペイン語)】
「Sana,sana colita de rana,sino sana hoy,samara mañana.」
読み方は「サナ サナ コリタ ド ラナ シノ サナ オイ サナラ マニャナ」です。
日本語で、
「治れ治れカエルのおしり。もし今日治らないなら明日治れ」
という意味になります。
なぜカエルでおしりなのか詳細は不明のようです。笑
【フィリピン(タガログ語)】
「Aray aray umalis Ka.」
読み方は「アライ アライ ウマリス カ」です。
意味は「痛いの痛いのどこかいけ」です。
日本と同じ言葉のようです。
このように海外にも
「痛いの痛いの飛んでけ」
というおまじないがあります。
こうして見てみると、なかなか面白いものです。
まとめ
「痛いの痛いの飛んでけ」の発祥について説明しました。
痛いの痛いの飛んでけの発祥は、
「8時だョ!全員集合」
という番組で、ザ・ドリフターズの加藤茶さんが、
持ちネタのギャクとして言ったのがきっかけです。
何かの民間伝承を参考にしてできたギャクなのか、
詳細は不明です。
なので、この言葉が使用されるようになったのは、
ここ数十年前です。
また、この「痛いの痛いの飛んでけ」は、
本当に効果があるのか、医学的に検証したところ、
なんと理にかなっているとのことでした。
もし子供が転んだり、ぶつけたときは、
ぜひ「痛いの痛いの飛んでけ」と言いいながら、
痛い所をさすって少しでも痛みを
緩和させてあげてみてください!
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