普通のカーテンや、レースのカーテンを
閉めた場合でも、紫外線はある程度は入ってきます。
ただし、紫外線の量はカーテンの種類や厚み、
色、材質によって異なります。
一般的に、厚みのある生地のカーテンは、
紫外線をよりよく遮蔽(しゃへい)します。
また、カーテンの色が濃い場合も、
紫外線を遮蔽する効果が高くなります。
一方で、レースのカーテンは通気性が高く、
薄く透ける素材で作られているため、
紫外線を完全に遮ることはできません。
具体的には、一般的なカーテンであれば、
紫外線の量を約50%程度遮蔽することができます。
一方、レースのカーテンでは、
紫外線を遮蔽できるのは、せいぜい約30%程度です。
紫外線は健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
なので、できるだけ紫外線を遮蔽する
カーテンを選ぶことが望ましいです。
長時間窓辺にいることが多い場合は、
紫外線を遮蔽するカーテンの使用を検討すべきです。
今回は、紫外線を遮蔽するカーテンについて、
詳しくご紹介していきます。
部屋にいてカーテン閉めてても紫外線って浴びる?
人によっては、
「部屋にいれば紫外線を浴びることはない!」
このように考えている人もいるかもしれません。
確かにカーテンを閉めてさえいれば、
室内に紫外線は入ってこないだろうと思いますよね。
しかし部屋の中に紫外線は入ってきます!
窓から紫外線は入ってくるのです!
しかも夏の時期だけではなく、一年中紫外線は存在します。
なので、一年中部屋の中に紫外線が入ってくるということです。
この話を聞いてビックリですよね。
私も最初にこの話を聞いたときは驚きました。
窓から入ってくる紫外線の量は、
カーテンを閉めなければ、80%以上と言われています。
ということは、一日中外で活動した時と、
ほとんど変わらないということになります。
なので、室内でも長時間日の当たる場所に居る場合は、
カーテンを閉めて、紫外線を遮ることが大切なんですね。
紫外線に敏感であれば、
UVカット加工がされたカーテンもあります。
UVカットカーテンは、繊維の素材や
生地の織り方に工夫がされているため、
洗っても効果が極端に落ちることはないです。
そのため、長く使用することができるので安心ですね。
普通のカーテンは紫外線をどのくらい防げる?
窓から入ってくる紫外線を防ぐためには、
UVカットカーテンを買ったほうがいいのか?
それとも普通のカーテンでも
紫外線を防ぐことができるのか?
どっちのカーテンを買おうか
悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
では普通のカーテンの場合、
紫外線をどのぐらい防ぐことができるのかですが、
普通のカーテンの場合、約50%から60%程度の
紫外線をカットすることができます。
では何故普通のカーテンでも、
紫外線を防ぐことができるのかですが、
それはカーテンの構造にあります。
カーテンは基本的には、濃いめの色がついています。
そして素材の厚みが数㎜以上あるため、
紫外線を遮断する効果を上げてくれています。
そのため普通のカーテンでも紫外線を
ある程度、防ぐことができるのです。
この構造は日傘と同じです。
日傘の場合も生地が薄くても、色が濃いなら
それだけでも、ある程度の紫外線を防ぐことはできます。
とは言っても、約50%から60%程度の紫外線カット率ですから、
不満足な方もいるはずです。
普通のカーテンでは抵抗があるという人は、
UVカット仕様のカーテンをつけて紫外線を防ぐようにしましょう。
UVカットされたカーテンは、
紫外線のうち、約90%以上をカットすることができます。
これなら、安心できますね!
レースのカーテンは紫外線をどのくらい防げる?
インテリアをおしゃれにしてくれるレースのカーテン。
レースのカーテンをつけると
部屋の中が、一気に華やかになりますよね。
部屋の中をおしゃれにするために
レースのカーテンをつけている人もいます。
ではレースのカーテンには
紫外線を遮る効果はあるのか?
残念ながら、レースのカーテンは、
紫外線を遮る効果は30%以下で、
ものによってはほとんど効果が無いものもあります。
では何故レースのカーテンは
あまり紫外線を防ぐことができないのか?
レースカーテンの場合、あり程度
外から部屋の中を見えないようにするための効果はあります。
しかし、紫外線を防ぐようには作られていません。
レースカーテンの構造として、
ほとんどの物が白色で透けています。
白色には紫外線を防ぐ効果はありません。
そしてレースなので隙間があり、
その隙間から日光の光と紫外線が入ってきます。
そのため、レースカーテンには
紫外線を防ぐ効果はないと言えます。
部屋をおしゃれにしたい、明るくしたなら
レースのカーテンでもいいと思います。
しかし、紫外線を防ぎたいなら普通のカーテン、
もしくはUVカットのカーテンを取り付けましょう。
まとめ
普通のカーテンとレースのカーテン、
閉めてても紫外線がどのぐらい入るのかについて紹介しました。
普通のカーテンの場合、約50%から60%程度の
紫外線をカットすることができます。
何故防ぐことができるのかと言うと、
普通のカーテンは色が濃く、
また厚みもあるため紫外線を防ぐことができます。
ですので、紫外線を防ぐのにある程度は適しています。
一方でレースカーテンの場合、
紫外線を防ぐ効果は期待できません。
何故かというと、レースカーテンの場合は
レースでできているため、
ほとんどが白色であり、また隙間があります。
そのため隙間から日光と紫外線が入ってきます。
レースカーテン紫外線を防ぐ効果は、30%以下です。
ですので、窓から入ってくる紫外線を防ぎたい場合は
普通のカーテン、もしくは
UVカット機能のあるカーテンをつけるようにしましょう。
一般的に、UVカットされたカーテンは、
紫外線のうち、約90%以上をカットすることができます。
ちなみに私のお家の場合、
光を取り入れたい部屋はレースのカーテン、
光をあまり取り入れたくない部屋は普通のカーテン、
寝室はUVカットカーテンで、
カーテンを部屋によって使い分けています。
レースのカーテンが決して悪いわけではありません。
レースのカーテンは光を取り入れて
部屋を明るくする効果があります。
ですので、部屋の構造によって
カーテンを使い分ける方法もあります。
様々な種類のカーテンを上手に取り入れてみてください。
コメント