お風呂に入っているときに、いきなり水滴が落ちてきて、
ヒヤッとしてビックリすることがあります。
寒い冬で、尚且つ温まっていない体にいきなり当たった時には、
思わず声が出てしまいそうになります。
賃貸物件や建売住宅では、
換気扇の位置を変える事はもちろんできません。
換気扇の掃除をしていないと、その水滴も汚そう・・・
体に当たって寒い思いをするのが嫌・・・
いい事は一つもないですよね。
でも安心して下さい。対策があります!
その方法とは、できる限りお風呂場と
外との温度差を作らないことです。
そうすれば、結露ができにくくなり、
換気扇から水滴が落ちるのを防ぐ事ができます。
そこで今回は、お風呂場の換気扇から
水滴が落ちるのを防ぐために、
お風呂場との温度差を作らない対策方法を
5つご紹介します。
そして、結露を防ぐ便利アイテムもありますので、
あわせてご紹介していきます。
対策1.窓を開けて湿気を外に出す
風呂場で湯気が発生すると、
換気扇から排気される際に
水蒸気が換気扇の内部に残り、
換気扇内部やダクト内壁面に付着します。
この水蒸気が冷えて水滴になります。
そこで、水滴になることを防ぐために、
窓を開けることで風呂場内の湿気を外に出し、
換気扇から排出された水蒸気が
換気扇内部に残留することを防ぎます。
窓を開けると、換気扇から排出された水蒸気が
自然に外に出るため、換気扇の内部に水滴が残らなくなります。
また、窓を開けることで風通しが良くなり、
風呂場内の湿気が早く外に出ます。
なので、カビや雑菌の繁殖を抑えることができます。
ただし、外気温や湿度が高い時期に窓を開けると、
逆に風呂場内に湿気が入ってしまうことがあります。
その場合は、換気扇を適切に利用することが重要です。
換気扇をうまく使って、うまく風呂場内の湿気を
外に排出するようにしましょう。
対策2.窓がない場合は換気扇を回さないで入浴する
お風呂場に窓がなく、開ける事ができない場合や、
入浴中に窓を開けるのがちょっとと言う方は、
換気扇をつけてお風呂に入るといった方も
とても多いのではないかと思います。
しかし、換気扇を回しているのに
換気扇から水滴が落ちてくる…
このような場合は、換気扇を回さないで
入浴する方法で水滴を防ぐ事ができます。
「えっ!換気扇を回さないで入るの!それって逆効果じゃない!水滴が落ちてくる」
と思われた方も多いでしょう。
なぜ窓がないのに、お風呂場で換気扇を回さないで入るかと言うと、
夏場に比べて 特に寒い冬場は結露ができやすくなります。
冬場は、外の空気は冷たくお風呂の湿気は
すぐに冷やされ結露に変わります。
入浴中に換気扇を回していなければ、
お風呂の中の温度は少しずつ上昇し、
空気がより水分を含むようになります。
換気扇を回している方が、水滴が発生してしまうので、
窓がないお風呂は換気扇を回さないで入った方が、
水滴になりにくいのです。
対策3.換気扇を掃除する
換気扇の掃除も定期的にやらないと、
水滴の原因になります!
意外とお風呂の換気扇は汚れが溜まりやすく、
定期的に掃除をしないと溜まったホコリが水分を含み
結露が発生しやすくなります。
換気扇は、湿気と一緒にホコリなども
一緒に吸い上げているので、自然と汚れやすくなります。
こまめに掃除をしないと、
汚れがつき換気扇としての役目も果たせなくなります。
対策4.思い切って断熱材を入れる
換気扇でも水滴が改善されない場合は、
お風呂場に断熱材を入れると効果があります。
入浴した際、お風呂の室内と外の気温に温度差ができ、
結露が発生しやすくなってしまいますが、
断熱材を入れることにって、温度差を無くし、
結露を防ぐことができます。
もし可能であれば、浴室に断熱材を入れる
リフォームを検討してみましょう。
リフォームにあたってのポイントは、
断熱材を入れるときは天井だけでなく壁にも入れることです。
浴室全体の断熱効果を高めるようにすると、
より効果的になり水滴がは出来にくくなります。
体に当たると不愉快になり、
またカビの原因にもなるお風呂の天井の水滴は、
できるだけお風呂場全体を暖かくし、
外の冷たい空気の影響で結露ができないようにしましょう。
対策5.水滴が体に当たらないように気を付ける
入浴中浴室に発生する結露や水滴などは
完全に防ぐ事は正直難しいです。
水滴が落ちてきても体に直接当たらなければ、
特に気にしないで済みます。
なるべく水滴が体に当たらないようにするには、
換気扇のカバーを少しずらして角度を調整するだけでも
回避できることがあります。
カバーが外せないタイプであれば、
換気扇に水滴がたまりやすい角こ部分に、
キッチンペーパーを貼り付けるなどすれば
水滴が体に当たることを防ぐ事ができます。
まとめ
今回は、お風呂場の換気扇から水滴が落ちる時の
対策方法についてご紹介いたしました。
・入浴中は窓を開けて湿気を外に出す方法
・窓がない場合は換気扇を回さないで入浴する方法
・こまめに換気扇を掃除する方法
・浴室に断熱材を入れる方法
・水滴が体に当たらない様にキッチンペーパーを使う方法
お風呂場で換気扇から水滴が落ちるのは、
湯気が換気扇内部に残留し、冷却して水滴になるためです。
対策として、換気扇を適切に利用し、
窓を開けることで湿気を外に出す方法や、
窓がない場合は換気扇を回さないで入る方法があります。
また、キッチンペーパーを使って
結露を防ぐことも可能です。
外との温度差をなくすことが肝心であり、
5つの対策方法を紹介しました。
ただし、湿度が高い時期には窓を開けるよりも、
換気扇を上手く利用する方が効果的です。
1日の終わりにお風呂ににゆっくり入りたいですよね。
そんな時は今回ご紹介した5つの対策方法を
参考にしていただき対処してみてください。
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